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MIRU2024に参加しました!

第27回 画像の認識・理解シンポジウム MIRU2024が8月6〜9日で熊本城ホールにて開催され、チームラボも参加いたしました。

チームラボの企業展示

今回、チームラボではシルバースポンサーとして協賛し、企業展示を行いました。
ブースでは、森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレスやチームラボプラネッツ TOKYO DMMの紹介動画を流しつつ、タブレットを使ってComputer Vision Teamについての紹介をいたしました。

Computer Vision Teamとは
インタラクティブアートのセンシングシステムの開発を行い、様々なセンサーと、機械学習などの画像処理を用いて人の動きや特定の物体を検知するプログラムを開発します。

現在同チーム内には4つの部門があります。詳細は職種のページからご覧ください。

数理最適化
 ・アート作品の空間設計に用いるアルゴリズム開発
 ・センシングを用いた物体制御
画像・点群処理
 ・2D、3D点群を用いた物体認識
 ・古典的画像処理を用いた開発
 ・新規センサーの検証、導入
センシングシステム開発
 ・センシングの制御を行うアプリの設計、開発
 ・チーム内の開発基盤の設計、導入
機械学習
 ・アート作品で使われる物体認識モデル開発、改良
 ・機械学習用のパイプライン開発

ブースにお越しいただいた方々、本当にありがとうございました!

MIRUに参加して思ったこと

・今回のMIRUに参加して、数年ぶりにComputer Visionの最新技術に触れて、Deep Learningの盛り上がりを感じました。画像にとどまらず様々なモダリティー(音波や近赤外線画像など)の研究が取り組まれており非常に興味がそそられました。チームラボでは、一つのアート作品をチームで作る関係上、作品制作チームとセンシングの妥協点を探り合いながら仕事をすることが多くなります。その妥協点を模索して一つの作品を完成させることは達成感があります。たくさんの企業の方々と話をする中で同じようなやりがいを感じている方がいて勝手にシンパシーを感じていました。さらに、自身の研究をデモで展示している方もおり、実際の会場でデモを成功させるため現場で工夫する「実践力」のような物を見て大事だなと思いました。全体を通して、多くの学びがあり技術面でも人間面でも非常に濃密な時間を過ごすことができました。

・MIRUは学生時代含めて3回目の参加になります。年々論文の発表件数、企業の出展数が増えておりComputer Visionを中心とした関連分野の盛り上がりを非常に感じました。また今年はVision and Languageについての論文も増えており分野間の境目がなくなりつつあるように感じました。チュートリアルでは五十川先生の「様々なセンサやモダリティを用いたシーン状態推定」についての発表が非常に参考になりました。イベントカメラやToFセンサ、音響を用いたセンシング方法を取り上げており、RGBカメラが苦手とする環境でセンシングを行う弊社にとっては非常に参考になる内容でした。今回のMIRUの参加で得た知見を積極的にチームラボのアートに還元していければと思っています。

最後に

チームラボでは現在、インタラクティブアートのセンシングシステムの開発を行い、様々なセンサーと、機械学習などの画像処理を用いて人の動きや特定の物体を検知するプログラムを開発している画像処理エンジニアを中途採用・新卒採用ともに通年で募集しています。
MIRU2024にご参加されていた方、この職種に興味をもっていただけた方、ぜひご応募ください。
お待ちしております!

中途

新卒


最後まで読んでいただきありがとうございました! ぜひ一度オンライン説明会にもお気軽にご参加ください🙌