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2024年 海外採用活動【バンコク編】

こんにちは!チームラボ採用担当のたけしです。
チームラボでは、毎年海外大学の就活シーズンなどに合わせて、海外でも採用活動を行っています。
前回のアブダビ編からだいぶ時間が空きましたが今回は【バンコク編】をお送りいたします。


バンコク渡航の背景

今回、チームラボはバンコクで開催されたアジア7大学のアライアンスによるアカデミックカンファレンス、AUA2024に参加しました。
このカンファレンスは、ラーマ5世チュラーロンコーン王によって1917年に創設された国内最古の大学であるチュラーロンコーン大学の建築学部が主催するもので、3日間にわたりバンコクで行われました。

チームラボとチュラーロンコーン大学の関係は、遡ること2018年になります。同大学の建築学部教授が東京訪問時にチームラボオフィスを訪問してくださり、その際に2020年に開催予定であった同大学主催のグローバルカンファレンスへスピーカーとしてご招待頂きました。
しかし、残念ながらコロナウイルスの登場と重なってしまい、バンコクのキャンパスへ行くことは叶いませんでした。

約4年の月日が経ちましたが、改めて同大学がグローバルカンファレンスのホストを務めることが決まり、有難いことに再度チームラボにスピーカーの依頼を頂き、今回は満を持して現地で参加させて頂くことになりました。
依頼を受けた内容は1日目のワークショップ開催と、2日目のKeynote講演でした。この活動報告では、チームラボがAUA2024で担った役割と、そこでの経験などについてお伝えします。

Day0

AUA2024の本番プログラムは5月25日〜26日の2日間で行われますが、チームラボは開催日前日のDay0において、参加者間での交流や理解を深めることを目的としたらワークショップの企画・実行を担当しておりました。

ワークショップ

まず最初のミッションはワークショップの開催です。

今回準備したワークショップは、参加者同士が4人1組のチームを作って共同でのものづくりを体験し、作ったもので競い合い、数値的な1位を決定するという内容でした。

このワークショップを選らんだ理由は以下の2点でした。

1. 本カンファレンスの参加者属性は、国籍も、年齢も、所属組織も異なる非常に多様であるため、平等に事前知識がなく対等な立場で参加できる内容にしたい。
2. これから3日間行動を共にする参加者たちが共同でものづくりを楽しむことによって、参加者も含めてみんなで作っていくカンファレンスであるというマインドが作れたら嬉しい。

結果的には、各国から参加している大学生だけでなく先生方や近隣の中高生、外部の実業家の方など非常に多岐に渡る方々にご参加頂き、ものづくりのアウトプットもチームごとに特色が分かれました。

優勝チーム
各チームが作った作品を展示、ユニークなデザインが多数。

ワークショップ備品の準備や片付けなど、ボランティア学生の皆さんと先生が沢山手伝ってくださいました、、!ありがとうございます!

ネットワーキング

ワークショップ終了後、キャンパス内の図書館にて参加者の皆さんと交流する時間を作って頂きました。
ワークショップについて感想を頂いたり、チームラボに関する質問など、多数意見交換をしていくなかで、カンファレンス参加者の高いモチベーションを肌で感じることができ、翌日のKeynoteに向けて更なるやる気と程よい緊張感と持つことができました。

Day1

13:00 開会

Day1は、Day0会場の横に位置したMusic Hall, Office of Art & Cultureにて開催されます。

参加者のレジストレーションが終わったところで、チュラーロンコーン大学 バイスプレジデントのPalanee Ammaranondさんより開会の挨拶がありました。

13:30 Ezio Manzine教授によるKeynote講演

ミラノ工科大名誉教授であり、世界中のデザイン系大学をつなぐ国際ネットワークであるDESIS(Design for Social Innovation towards Sustainability)の創始者でもあるEzio Manzine教授によるKeynote講演が2日目の最初のプログラムでした。
Manzine教授のKeynote後半では、パネルディスカッション、Q&Aなどの時間も多く設けられており、参加者一丸となってデザインと社会変革の関連性を探求し、都市の進化過程においてデザインがどのように社会問題を解決し、持続可能な生活を促進できるかについて議論しました。

16:00 チームラボがKeynote講演

チームラボはDay1最後のプログラムとしてKeynote講演をさせて頂きました。テーマは「Art of teamLab (チームラボのアート)」とし、チームラボがこれまで手がけてきた作品、ミュージアムの紹介から、それらの制作背景・意図などについて、また建築学部生に向けて学生時代に建築を専攻していたチームラボのメンバーが、プロジェクト内で担う役割や業務内容などについて、ご紹介させて頂きました。

Q&Aでは、「チームラボのメンバーになるためには、どんな技術や人柄を要している必要があるか」や「インターンシップについて」など採用に関するご質問も複数頂き、今回の渡航のメインミッションでもある採用のプロモーションもしっかり行うことができたことを実感しました。

17:00 ウェルカムレセプション

Day0と同じく、その日の最後のプログラムは1日を共にした参加者みんなで交流の場が用意されていました。
Keynote 講演のおかげでチームラボに関する解像度が上がったのか、この日は前日に比べて、より具代的な技術や使用ツールなどに関する質問を頂いたり、中にはポートフォリを見せてくれる学生とも複数で会うことができました!

Day2

AUA2024最終日の最初のプログラムは東京大学筧先生によるKeynote講演から始まりました。
筧先生のxlabが手掛ける研究や作品、伝統工芸と技術の融合事例などについて多々知ることができました。
「日本は伝統を重視するイメージがあり、伝統工芸に新技術を提案するというのは難しいことではないのか?」など、日本の文化についても言及された質問が出たり、チュラーロンコーン大生も興味津々なようでした。

筧先生のKeynote講演終了後は、各部屋に個別に分かれ、AUA2024に提出した論文が採用された方々と直接質疑応答や情報交換を行うセッションが開催されていました。

16:00にはクロージングセレモニーが終わり、これにてAUA2024は無事終了を迎えました。

まとめ

今回チームラボの採用チームとしては初めてバンコクへ行き学生や先生方と濃い3日間を過ごすことができました。(個人的にも最後にバンコクへ訪れたのはチームラボに入社以前の2017年ぶりで、街の変化を感じました。)
歴史のある大学で毎年開催されるカンファレンスにおいて、重要な役割を与えてくださったことを、改めて光栄に思いました。

特にご参加頂いた学生の皆さんに、有益な情報を共有することができていれば嬉しいです。
そしてこれを機にチームラボで働くことに興味を持ってくれた学生(もしかしたら先生も)がチームラボの採用やインターンに応募してくれることを願っています。

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