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「どうしてもここで働きたかった。」GAFA2社を経験したメンバーがチームラボに惹かれた理由とは?

こんにちは!チームラボ採用担当です。
今回のインタビューでは、「学生時代にチームラボのインターンシップに参加→GAFA企業2社でエンジニアとして働く→チームラボに参加」という経歴を持つ中途で入ったメンバーにこれまでの経験やキャリア選択の経緯、そして他社で働いたからこそ見えたチームラボの魅力についてお話を伺いました。



Akira Wangさん

東京に生まれ、シンガポールで幼少期を過ごす。スタンフォード大学入学を機にアメリカでの生活を開始。2022年よりチームラボの空間演出エンジニアチームのメンバーとなる。

◾️学生時代の専攻

大学では、生物学をベースに研究をしていました。そこから生物物理学や
機械工学に興味を広げていき、大学院では機械工学をメインに専攻していました。

◾️チームラボとの出会い

在学中にとある交流プログラムで来ていた日本人の方と知りあい、自分の
やりたいことや価値観を話す中でチームラボを紹介してもらいました。最初は技術力の高さなどにハードルを感じていたのですが、同じ大学に通う友人がインターンシップに行くと聞いて、2018年のサマーインターンシップに自分も応募することにしました。

ーちなみにその「価値観」や「やりたいこと」はどういうものですか?

Akira
:「みんなの生活を少し良くすること」や「笑顔を増やすこと」ができるような仕事をしたいと考えていました。エンジニアであれば、対個人だけでなく、広い範囲でそれを実現できるのでは?とも考えていましたね。

ーなるほど。そんな価値観から出会った「チームラボ」のインターンシップは実際にどうでしたか?

Akira:約2ヶ月半のインターンシップでは、自分が体験できるプログラムの内容にまず驚きました。インターンシップのプログラムというと、実際の業務というよりは架空のプロジェクトを行う場合が多いと思います。
参加する前は私自身もそういう”擬似体験をする”と思っていたのですが、
実際は全然違ったんです!

当時担当したのは、現在進行形で動いている展示プロジェクトの仕事でした。展示で使用する”あるモノ”の改善だったのですが、約1ヶ月かけて試行錯誤しながら進めていって、最終的には携わったモノが展示されている現場まで見届けることができました。

まさに「チームラボで働くってこういうことなのかな」と実感できた期間でしたね。

◾️卒業後はApple社へ

ーインターンシップに参加したものの、卒業後チームラボには入らずApple社へ入社をされたんですよね。

Akira:そうなんです。もちろんチームラボに入りたい気持ちは山々だったのですが、大学院までの奨学金を返すという大きなミッションも私にはあって...。物価的にもサンフランシスコの給与面やスキル面の向上を含めて
Apple社に入社することを決めました。

ーApple社ではどんな仕事をしていたんですか?

Akira:「品質がいつも最高な状態で製品を出荷させるにはどうしたらいいか?」を考える仕事をしていました。

具体的には、製品の出荷前のテストで不合格になった製品たちをどうすれば合格まで持っていけるのか、その調整方法を考えていきます。
不合格要件を洗い出し、その要件を解消する方法を考えるのですが、そこには「生産ラインを止めないこと」という高いハードルがあって。

難しさはありましたが、自分が携わる製品が最高の状態で多くの手に渡っていると実感できた瞬間が大きなやりがいとなっていました。

◾️コロナ禍にAmazon社へ転職

ーそこからAmazon社へ転職されたということですが、それはどうしてでしょうか?

Akira:Apple社で部署移動をしたことから、携わる製品や働き方が大きく変化しました。特にコロナ禍のタイミングだったことから海外の工場へ出張ができないため、時差に合わせて本社で夜勤をしながら対応することがよくあって...。このままだと身体が持たないなと思い、働き方を見直すため転職を考えました。

2社目は、大学院時代の同級生がいたことや専攻に近いオーディオ関係の仕事ができると言うことでAmazon社に入社することにしたんです。

ーAmazon社ではどんな仕事をしていましたか?

Akira:スマートスピーカーの反応を向上させる仕事をしていました。様々な企業からスマートスピーカーが発売されていますが、「どんな声でも、どんな状況でも」早く反応させるにはどうしたら良いか。様々な状況をシミュレーションした上でテスト環境を作る必要があります。そのテスト環境を効率的かつコストをかけずにどのように作るかを考える仕事をメインに担当していました。

自分の所属していたチームが「とにかく競合に勝つ。一番になる。」という価値観だったので、その価値観と自分との間にあるズレはなんとなく感じていました。

反応感度を他社よりも1%でも高めることって、本当にユーザーにとって大切なのかな?と。

ーものづくりに対する価値観に違和感を感じ始めたのですね。そこから自分の本当にやりたいことに向き合うため、再びチームラボへ?

◾️再びチームラボへ

Akira:はい!30歳になるまでには、もう一度チームラボに戻りたいという想いをずっと持っていたので、ついに実現の時が来たという感じでした。

また、インターン以来ずっとチームラボを外から見る立場で理想を描いていたので、実際チームラボのメンバーとして働いた上でそれが本当の姿なのかを確かめたいとも思っていましたね。

ー2019年のサマーインターンシップから4年ぶりにチームラボに戻り、現在はどんな仕事をしていますか?

Akira:空間演出エンジニアチームという、アート作品内の物理的な「モノ」を作っているチームに所属しています。その「モノ」を指示通り動かすにはどうしたら良いか、主に制御面を担当しています。

ー働く前に描いていたチームラボへの「理想」。実際に働いてみてどう感じていますか? 

Akira:まず誰もやったことのないことに挑戦できるワクワク感を感じています。できるかどうかわからないけど、できる範囲でまずはやってみて、そこから改善してみたり。インターンシップで感じていた魅力は今も変わっていないなと。

悪い面でのギャップは正直今のところ浮かばないですが、
”仕事の進め方の違い”にはすごく驚きました。

ーチームラボ独特の進め方があるということですか?

Akira:自分が大手企業を経験してからチームラボに入ったという背景から、そこでの仕事の進め方に慣れてしまっていて。

例えば、あるプロジェクトを進める際には、初めに役割やタスクを綿密に話し合って、そこから個人で仕事を進めていく形だったんです。ところがチームラボに入ってからは、仕事を始める前の「綿密な打合せ」みたいなものがないまま仕事が始まることが多いんです。

目指すゴールが言語化されていなくても、そこに向けて自分は何をすべきかみんな感覚的にわかっている感じで。そこはまだまだ慣れないところで、色々な人に質問をしながら自分のやっていることが合っているのか確認したり、そこから軌道修正しています。

ーその進め方は効率的なのか、非効率なのか?表裏一体な気がしますね。 

Akira:潜在的な部分でメンバー同士「感覚が合っている」というのがベースにあるからできることですよね。それと、誰もやったことのないことなのだから、そもそも言語化するのが難しいというのもありますね。

ー実際にチームラボで働くという目標を達成したAkiraさんは、この先挑戦したいことはありますか?

Akira:まだチームラボに入って8ヶ月なので、まずはチームラボでの仕事に慣れていきたいのが一番です!そこからこれまで培ってきたことや経験の強みを活かして貢献の幅を広げていきたいと思っています。

ーAkiraさんのチームラボでの挑戦は始まったばかりですね。
チームラボの一員として「向いている人」はどんな人だと思いますか?

Akira:「ものづくりが好き」というのはもちろんですが、アートやクリエイティブをやりたかったけれど才能を感じず、諦めたという人にもぜひ挑戦してもらいたいです。私自身がそうだったので、「エンジニアという仕事を通してそれが叶えられる場所がここにあるよ」とぜひ伝えたいです。

そして少しでもチームラボに興味があれば、まずはインターンシップに応募してみてください。働くイメージを持つことができるのはもちろん、
自分自身の今できること・できないことを明確にする良い機会にもなると思います。

ーインターンシップの宣伝までありがとうございます!!

今回のインタビューではAkiraさんの仕事遍歴から、外と中から見る「チームラボの魅力」について伺いました。現在の仕事について話すAkiraさんは、
目を輝かせていて「とにかく楽しい!」という気持ちがインタビュー中も
ヒシヒシと伝わってきました。

チームラボで働くことに少しでもご興味のある方は
ぜひ一度オンライン説明会やインターンシップに参加してみてください!

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