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SESSIONS2023 AFTER PARTY|作品の制作秘話と創作の面白さをチームラボオフィスで語ってもらいました

4/28-30に会場&配信でハイブリッド開催した「SESSIONS in C4 LAN 2023 SPRING」。SESSIONSの思い出やGLSL関連について語らう場として、アフターパーティをチームラボオフィスで開催しました。今回の記事では、SESSIONSの概要やアフターパーティーの様子をレポートします。

SESSIONSとは?

C4 LAN 2023 SPRINGの会場および配信のハイブリッドで行われるデモパーティーです。 デモパーティーとはコンピューターを用いたプログラミングやアートに興味のある人々が日本中・世界中から一堂に会し、デモ作品のコンペティション (Compo) やセミナーなどが行われるイベントです。 パーティという名の通り、勉強会のように堅苦しい感じではなく、みんな賑やかに作品の制作過程を見せ合ったりと参加者同士でのコミュニケーションが盛んに行われます。

https://sessions.frontl1ne.net/#combined-pc-demo-compo

SESSIONS当日には、全5部門のコンペティションを中心にセミナーやイベントが開かれ、約500名(リアル+オンライン配信)が参加しました。今回発表された総作品数は”52作品”と作り手の熱量の高さが伺えます。

SESSIONSとチームラボ

チームラボはSESSIONSとは以下スライドを目的とした今年初開催のイベントです。

特に2つ目の「技術ベース創作(テクニカルクリエーション)に関わる人たちを繋げたい」においては、チームラボ内でも今回SESSIONSの提出作品に類似する技術を活用した”ものづくり”を日々行っているため、その界隈の新たなイベントをサポートしたく今回Silver Sponsorsとして協賛させていただきました。

また、チームラボのアート作品制作に励むエンジニアが外部の技術者と情報交換したり、交流する場を設けることで、チームラボのものづくりにとってもプラスな刺激になればと思い、アフターパーティーをチームラボオフィスで開催させていただきました。

SESSIONSアフターパーティーの様子

5月25日にチームラボオフィスにて開催されたSESSIONSアフターパーティー。参加者は総勢約50名!会場にはピザやお寿司などを用意し、食事をしながら、わいわい楽しめる空間になるよう準備しました。

▲オフィス6Fにある大画面を使って作品を映し出します
▲閉会時には空っぽに!たくさん食べていただきました。

年齢や職業を問わず、「コンピューターを用いたプログラミングやアートが好き」な参加者たちが続々と会場へやってきました。
チームラボ採用チームリーダーより開会宣言が行われ、いよいよアフターパーティスタートです!

まずは、SESSIONS主催者の@FL1NEさんよりSESSIONSの振り返り・これからについてお話しいただきました。今後の目標は、「2025年を目途にSESSIONS単体でのイベント参加者数1000名を目指すこと」。
@FL1NEさんの熱い想いが参加者に届けられました。

▲SESSIONS主催の@FL1NEさん

ぜひ当日のスライド資料もご覧ください▼

チームラボ「インタラクティブエンジニア」のプレゼン

SESSIONS内のコンペ「GLSL Graphics Compo」部門には、チームラボのインタラクティブエンジニアから2名参加していました!そこで、今回のアフターパーティーではそれぞれの作品の制作秘話について話してもらいました。

(1)インタラクティブエンジニア 島田 雄輝

《作品》

《作品制作の裏側》

SESSIONSの作品提出期限が当時携わっていた深センでのプロジェクト(C Future City)の現場作業期間と重なっていたため、急遽海外から作品を提出したとの裏話が…。無事提出できてよかったです!!!

(2)インタラクティブエンジニア Ewald Hew (イヴァルト ヒュー)

 《作品》

《作品制作の裏側》

2名のプレゼン後、インタラクティブエンジニアの松田からインタラクティブチームの仕事内容やアート作品の裏側についてもお話しさせていただきました。

▲お待ちしております!!!

SESSIONSコンペ参加者の登壇

アフターパーティ中盤では、SESSIONSのコンペ参加者3名より作品制作についてプレゼンしていただきました。今回登壇いただいた3名のプレゼンの様子をお届けします。

@gam0022 / SHO HOSODAさん

グラフィックスエンジニアとしてUnityでモバイルゲームの開発をされている@gam0022さん。SESSIONSでは「GLSL Graphics Compo」部門で2位に入賞しました。アフターパーティでは、ライティング・モデリング・壁面の演出・カメラワークの4つの観点を中心に作品制作の裏側をお話しいただきました。

《スライドの注目ポイント》
モデリングやライティングの作り方についての丁寧な説明

▼当日の資料(作品はこちら

▲参加者からは真剣な眼差しが向けられていました

@ukonpowerさん

2番目に登壇いただいたのは、フロントエンドエンジニアをされている@ukonpowerさん。SESSIONSでは「Combined Demo Compo」部門で1位となりました。作品完成までの過程を当時の心境とともに語っていただき...@ukonpowerさんのユーモア溢れるプレゼンに会場が笑いに包まれました。

《スライドの注目ポイント》
自作のツールを使って作品を制作している点

▼当日の資料(作品はこちら

▲独特の表現方法を用いて初めての音楽制作に取り組んだ@ukonpowerさん。 
参加者の皆さんもスライドを見ながらニヤニヤ。

@soma_arcさん

最後に登壇いただいたのは、ソフトウェアエンジニアをされてい@soma_arcさんです。SESSIONSでは「Combined Demo Compo」部門で5位に入賞しました。スライドでは、フラクタル模様の作り方を幾何学の観点から説明してくれました。

《スライドの注目ポイント》
円のフラクタルから複雑な模様を作る過程

▼当日の資料(作品はこちら

▲@soma_arcさんの説明を真剣に聞いている参加者の皆さん。 
プレゼンから新たな知識を得られるのもアフターパーティーの良さですね。

全てのプレゼン終了後は参加者同士が自由に交流する時間。SESSIONSの思い出を語ったりと、創作を楽しむ者同士で思う存分盛り上がっていただきました!

▲大画面に映し出される作品を見ながら盛り上がる参加者たち
▲SESSIONS主催の@FL1NEさんの満面の笑み、いただきました!

楽しい時間はあっという間に過ぎ、SESSIONSアフターパーティーは大盛況のうちに閉会となりました。@FL1NEさんからは「自宅に帰ったら来年のSESSIONSに向けて早速作品制作に取り掛かってくださいね!」と激励が。来年度のSESSIONSが今から楽しみです!

以上イベントレポートでした!

今回の記事でご紹介した職種「インタラクティブエンジニア」について下記より詳しい仕事内容などをご確認いただけます。

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