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『前職との違い』をチームラボに来て半年のソリューションカタリストに聞いてみた|メンバーインタビュー#8

こんにちは!チームラボ採用担当です。

今回は、ソリューション事業においてチームメンバーとクライアントを繋げ、プロジェクトをゴールまで導く「ソリューションカタリスト」にインタビューをしました。

チームラボのメンバーになって半年経った今、
改めて感じる前職とチームラボの違いは何なのか?聞いてみました。

メンバープロフィール

ソリューションカタリスト / 雪下 海香
・大学では外国語学部で北米研究を専攻
・大学卒業後、ITベンチャー(SIer)に入社し開発ディレクターとして
 2年間働く
・2022年10月にソリューションカタリストとしてチームラボに参加し、
 現在半年が経過

チームラボに入る前の経歴

前職は、Webサイトやアプリを開発するITベンチャー(SIer)企業でした。そこでは「開発ディレクター」としてクライアントにヒアリングをして要件定義を行ったり、それを踏まえてコストや必要な機能を考え、約5〜10人のエンジニアをまとめながら基本設計から開発テストまで進める仕事をしていました。

前職で携わっていたプロジェクトの方が規模感は小さいですが、現在のソリューションカタリストの役割にも比較的近い仕事をしていたと思います。

チームラボに入るきっかけと決め手

まず、前提として私は元々転職を考えていたわけではなくて(笑)

前職での仕事をする中でもっとこうしたいな、これもできたら良いのになという課題を感じていたんです。「他社はどのように仕事を進めているのだろう」と気になっていた時に、たまたまTwitterでチームラボの会社説明会のお知らせが目に入って、情報収集という感覚で説明会に参加したのが最初のきっかけでした。

ソリューションカタリスト」という職種の存在を説明会で初めて知ったのですが、話を聞くうちにすごく面白そうだなと興味が湧いて、そのまま説明会当日の選考会に参加しました。

その後面接に進み、さらに深く仕事内容や役割について話を聞く中で「自分が今までできなかったことをここでは任せてもらえるかもしれない」と思い、チームラボに入ることを決めました。

ー情報収集として参加した説明会を機にチームラボのメンバーになるとは...人生何が起こるかわかりませんね(笑)

そうですね(笑)当時の面接では創業メンバーとお話ししたのですが、ものすごく話しやすいなというのが第一印象でした。そして「良いモノづくりをしたい」という言葉を面接の中で聞いて、その点にもとても共感できたんです。

というのも、前職の仕事をする中では「クライアントに言われた通りのものを作らなきゃいけないけれど、納期も予算も間に合わない」ということが何回もあって...。もう少し色々と考えて、良いモノをつくりたいなという気持ちが心の中にずっとありました。

そのことを面接で話した際、チームラボでは、そのモヤモヤを感じずに良いモノをつくることに集中できることを伺うことができたので、納得感を持ってチームラボに入ることを決められました。

チームラボに入ってから現在まで

ー現在所属しているチームについて教えてください。

現在私は二つのチームに所属しています。一つが「ヤング班」という経験年数が約5年以内の若手のソリューションカタリストで構成されているチームです。

このチームでは、経験年数の長いメンバーが班長をしており、毎週1on1ミーティングで班長とメンバーの間で仕事の課題や雑談をする時間が設けられています。また、月に1度チームメンバー全員で集まってナレッジ共有が行われたり、チーム専用のslackチャンネルでは、仕事を進める中での疑問をすぐに質問することができます。

中途でチームラボのメンバーになった自分にとって、ヤング班の存在はとてもありがたくて、一人で抱え込まずに仕事が進められています。

そして、所属するもう一つのチームが、プロジェクト単位のチームです。
現在は、あるサイトのリニューアルプロジェクトのチームに入っており、そこではエンジニアやデザイナーの方を含めた約20名の様々な分野のメンバーと一緒に仕事を進めています。

具体的な仕事内容を教えてください

現在所属しているプロジェクトチームには、カタリストが2~3名いて、全体の進行管理、UI/UX設計、諸々の計画など、実装やデザイン制作以外の仕事を分担して行っています。私は主にUI/UX担当で、ワイヤーフレーム設計や仕様検討を行い、仕様ホルダーとしてクライアントやエンジニア、デザイナーの各所とコミュニケーションをとっています。

ワイヤーフレームとは?
Webサイトのレイアウトを決める設計図のこと。完成イメージを「見える化」することを目的にデザインやコーディングの前に作られる。Webサイト上の「どこ」に、「何を」配置し、「どう動作させるか」を明確にする。

仕事の種類としては二つあって、一つ目が自分で手を動かす仕事です。
現サイトの課題から、どのようなワイヤーや画面動線が良いかを考えます。そこから自分でワイヤーフレームを作ってみて、実際にお客様やエンジニア・デザイナーの方からフィードバックをもらいながらブラッシュアップしていきます。

もう一つがエンジニアやデザイナーの中間に立ち、クオリティを高めていく仕事です。WebサイトのUI/UXの一貫性を担保するためには、画面のデザインと実際の機能実装の両面に目を向け、問題がないかを確認する必要があります。デザイン面でやりたいことがシステム側として実現可能なのか、適切な仕様にするにはどうしたら良いかなどを、メンバーたちの中間に立って、すり合わせながら進めていきます。

もちろん、専門的な部分についてはエンジニアやデザイナー、同じカタリストにも考えてもらったり、意見をもらったりして決めていきますが、全体的な仕様を理解し、クライアントから質問をいただいた時に答えられるようにしておくのが私の役割だと思っています。

ー雪下さんは前職でもUI/UXに関する仕事をしていたのですか?

いえ、元々興味はありましたが、チームラボに入る前は詳しいわけではありませんでした。ですが、前職においても画面設計とシステムの実装に関する話をエンジニアの方としてきたので、ある程度理解はできているのだと思います。これからもっと詳しくなっていきたいですね。

前職との違いは?

ー前職の仕事は、規模感は異なるが現在のソリューションカタリストの仕事と似ていると伺いました。半年間、チームラボのプロジェクトに参加してみて感じる「前職との違い」はありますか?

ユーザーにとって不自然なことをしない「ユーザーファースト」という点です。それを実現するためにチームラボでは要件定義の前に「構想策定」というものを行います。

ー「構想策定」とは何をするんですか?

構想策定」はどういうシステムを作るかという具体的な要件を考える前に、カタリスト・デザイナー・エンジニアが一緒になって下記のことを考えます。

・なぜそのシステムであるべきなのか
・ユーザーにどうなって欲しいか(=ユーザーストーリーを考える)

これが「ユーザーファースト」にも繋がっている大きな鍵だと思っていて、
実際の要件定義のフェーズに入った際も、最初に決めたユーザーストーリーを軸に進めていきます。

前職ではクライアントの要望に対して、適切なシステムは何かを考え、予算に合わせて機能の取捨選択を行うやり方だったので、最初驚きました。

ただ言われた通りのモノをつくるのではなく、クライアントの課題の根本にあるのは何かを「自分ゴト」として捉え、職種を越えて最適解を考えていきます。

そのため、最初にクライアントから要望いただいたものとは異なるものを提案することもあるんです。これはチームラボならではだと思いますし、同時にクライアントからチームラボに期待されていることなんだとも思います。

ーなるほど!同じシステム開発をするにしてもスタートから異なるのですね。

そうなんです。チームラボのメンバーは職種関係なく、クライアントやそのシステムを使う人にとって、どうなるのがベストなのかを考えるのがとても得意だと思います。自分自身もそれを考えるのが楽しいし、何より「チームで考えるから良いモノが生まれる」のだなと、仕事をしながら実感しています。

前職と比べて大変なことはありますか?

構想策定のフェーズ以外においても、メンバー同士でフィードバックをしながらどんどん仕事を進めるので、その分自分自身の作業スピードは、前職より求められているなと感じています。中途半端でもいいから一度メンバーに見せてみて、方向性を確かめる。違えばみんなで話し合って再び作り上げるという流れですね。

チームラボに入ってできるようになったこと

関わるメンバーに自分の「こうしたい!」を素直に伝えられるようになったと思います。そこにはもちろん”根拠”が必要ですが、チームラボのメンバーは「良いモノをつくりたい」という共通のゴールを持っているので、安心して自分が思う「良いモノ」を、自分の言葉で伝えられているのだと思います。

仕事の中で「楽しい」と感じるのはどんなとき?

うーん...毎日色々な場面で結構楽しいです(笑)
みんなで考えてきたものがデザイナーの手によってデザインに起こされた時が一番感動しました。デザイナーの思考やアウトプットを見るのはいつも楽しみです。

この仕事に向いているのはどんな人?

うーん。難しいですね(笑)ソリューションカタリストのメンバーを見渡すと、本当にそれぞれ個性があって...仕事の進め方も一人ひとり「色」があるなと思います。
みんな良い意味でバラバラ」というのもソリューションカタリストの特徴かもしれませんね。

とはいえ、個性はそれぞれですが根本にある共通項としては、最後までやり切るところだと思います。私は少しそこが弱いのですが、実績を残しているソリューションカタリストを見ると、「やり切る」とか「ブレない」部分が強いなと思います。

目の前の課題を最後まで諦めずに解き切る姿勢だったり、色々な人を巻き込みながらゴールに向かって進められる人が向いていると思います。

最後に読者へひとことお願いします!

大変なこと、難しいことももちろん多いですが、たくさん考えて良いモノを生み出していきたい!という方には本当に楽しい場所だと思います。
チームラボでお待ちしております!

ー本日はありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?今回のインタビューでは、チームラボメンバーとなって半年の雪下さんにチームラボとの出会いから前職との違い、仕事の楽しさなどについて幅広く伺いました。

今回の記事を通して、「ソリューションカタリスト」の具体的な仕事イメージや面白さをお伝えできていれば嬉しいです!


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