イノベーション自販機連動アプリacure pass
はじめに
こんにちは、チームラボ採用担当です。
今回はチームラボソリューションチームが開発に携わったacure(アキュア)というイノベーション自販機及び連動スマートフォンアプリケーションacure pass(アキュアパス)について、こだわりポイントや製作の裏の部分を見ていこうと思います。
acureとは?
JR東日本側ではもうお馴染みの acure は、イノベーション自販機として考案されました。
JR東日本ウォータービジネス社のイノベーション自販機は、これまでにない“自販機での新しい価値体験を提案し続ける“をコンセプトとした最新型自販機です。
そして、イノベーション自販機対応スマートフォンアプリ acure pass は、アプリで購入した商品を、通勤や通学で利用する駅の自販機で受け取れる新しいサービス / プラットフォームです。アプリを用いたまとめ買いやサブスクリプションサービス(定期購入)でお得に自販機を利用できます。
アプリに表示されるQRコードを自販機にかざすと、購入済の商品一覧が自販機に表示され、タッチして欲しい商品を受け取れます。商品がオンライン上にあることで、個人間の商品プレゼントや、アプリを通じた試飲キャンペーンなど、これまでの自販機にはない新しい体験や施策を可能にします。
チームラボはプロダクトデザインのプロデュース、自販機サイネージアプリケーション企画・開発・デザイン、及び、「イノベーション自販機」連動スマートフォンアプリ「acure pass(アキュアパス)」の企画・デザイン・開発、プロモーション用動画及びWebサイト、オペレーターの業務フロー改善、ビジネスプランニングなどを担当しました。
ここからは実際製作にあたってのこだわった部分を紹介します。
point1: まとめ買いや定期購入でオトクに提供
あらゆる商品に対してまとめ買い価格と定期購入価格を設定し、一定以上の本数購入で単価が割り引かれるという、常連客を誘致する仕組みを導入しました。
point2: ポイント機能による恒常的利用の促進
自販機を利用したユーザーにポイントを付与する仕組みで、日常的な利用を促進することができます。
ユーザーが獲得したポイントは商品に交換や、キャンペーンに応募等が可能です。
point3: アプリによる商品サンプリングの効率化
本サービスでは、指定した属性のユーザーに対してアプリ経由でピンポイントに商品サンプリングを行う機能があり、自販機を通じて配布を行うことができます。
そのため、街頭スタッフの雇用や配布に伴う人員オペレーションコストを負担することなく、アプリと自販機だけで直接、かつ効果的なサンプリングを行うことが出来ます。
point4: 自販機の商品在庫状況をシステム管理
自販機内の商品売切情報は、インターネット経由で常時管理・取得されています。
在庫状況がスマートフォンアプリ上でリアルタイムに可視化されるので、ユーザーは事前に商品ラインナップや売り切れを把握できるようになります。
point5: 低位置メニューで、さまざまな利用者に利便性を
従来の自動販売機では、アクセシビリティを向上するためには専用の筐体やハードウェアを開発する必要がありましたが、「イノベーション自販機」では46インチの大型タッチディスプレイを2枚採用しました。
これにより、車椅子のユーザーや子供が低い位置でパッケージを見ながら商品を選べるようになり、より多くの方が便利に利用できるようになりました。
さいごに
今回はacure及びacure passについて紹介しましたが
チームラボでは他にも様々な開発をおこなっています。
他の実績については以下のリンク先で見ることができますので、是非ご覧ください。
そして一緒に開発おこなっていただける仲間も随時募集しています。
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筐体の製造:富士電機株式会社
プロダクトデザイン監修:坂井直樹(株式会社ウォーターデザイン)
プロダクトデザイン:西村拓紀(西村拓紀デザイン株式会社)
サウンドデザイン:umio
(敬称略)
クライアント:JR東日本ウォータービジネス社
URL:https://www.acurepass.co.jp/