3つの交通手段を単体で決済できるアプリRingo Passを制作しました
はじめに
こんにちは、チームラボ採用担当です!
今回はチームラボソリューションチームが開発を担当したスマホアプリ「Ringo Pass」について、制作時のこだわりポイント等ご紹介します。
Ringo Passとは
Ringo Passは東日本旅客鉄道株式会社と株式会社日立製作所の共同開発によるバイクシェア、 タクシー、バスなど、様々な交通手段をまとめてつなぐアプリです。
チームラボはUI/UX設計・デザイン・ロゴ制作・アプリ開発を担当しました。
Ringo Passは駅周辺で利用可能な交通サービスを一括で検索できる他、複数のアプリを個別で登録する必要もなく、シェアバイクやタクシーなどをより快適に利用できる機能を備えています。
2018年より実証実験を行なっており、現在は一般の方でも利用可能となっております。
ここからは制作時のこだわりポイントを紹介します。
point1: Ringo Passでしか得られないものを表現する
ブランド構築では、Ringo Passでしか得られないものを表現するために、他サービスとは異なったデザインアプローチを試みました。
まず、「交通アプリ=シンプルに、モノトーンに」のイメージから離れ、柔らかく温かみのあるポップさを表現し、親しみやすさを追求したデザインを目指しました。
また、JRのメインカラーである「緑」を青に寄せ、Ringo Pass独自のカラーを用いることで、今までにない革新的なサービスであることを印象づけました。
ロゴデザインの3色のグラデーションは、JRから始まる一次交通・二次交通・徒歩を示しています。
また、青から赤への移り変わりは、サービスと人々の移動自体が成長する様子を、まるで青りんごから赤りんごへと熟す様を用いて表現しました。
point2: 近くの交通手段をパッと表示
Ringo Passのメイン画面では現在地又は指定の場所の地図が表示され、その地図上にRingo Passに対応したタクシー、シェアサイクル、バス停の位置が表示されます。
これにより、迷わず利用したい交通手段に乗ることができます
また、タクシーに関しては、任意の場所に配車することができ、手を上げてタクシーを停車させる事なく乗車することができます。
point3: 各交通手段の支払いをこのアプリ一つで可能に
支払いをすべてアプリのネット決済で行える為、ビジネスシーンでの複数の交通機関の支払いで、もたつくこともありません。
実際にお客様からのレビューとして
というお声をいただいております。
2021年10月現在利用可能な交通手段は
タクシー
・QR決済サービス
※対応タクシーと対象エリアは以下です。
-kmタクシー(東京23区、武蔵野市、三鷹市、神奈川県横浜市(中区、西区、南区))
-大和自動車交通(東京23区、武蔵野市、三鷹市、北多摩交通圏(西東京市、立川市))
-チェッカーキャブ(東京23区、武蔵野市、三鷹市、北多摩交通圏、南多摩交通圏)
・配車サービス
※対応タクシーは大和自動車交通・チェッカーキャブのタクシーです。
対象エリアは以下です。
-大和自動車交通(東京23区、武蔵野市、三鷹市)
-チェッカーキャブ(都内23区、武蔵野市、三鷹市)
シェアサイクル
・Ringo Passに登録したSuicaを使った自転車の貸出サービス
※対応シェアサイクルはドコモ・バイクシェアです。
バス
・NFCタグ認証を用いた決済サービス
※対応バスは株式会社kmモビリティサービスのお台場レインボーバスです。
となっております。
さいごに
今回はRingo Passについて紹介しましたがチームラボでは他にも様々なスマホ向けアプリケーションの開発を行っています。
他の実績については以下のリンク先で見ることができますので、是非ご覧ください!
そして一緒に開発おこなっていただける仲間も随時募集しています。
▼ご興味ある方はこちらから
採用に関する情報はTwitterでもタイムリーに発信しておりますで、少しでもご興味をお持ちいただけたら、ぜひフォローをお願いいたします。
noteも更新していくのでよろしければフォローをお願いいたします!
クライアント:東日本旅客鉄道株式会社
URL:https://ringopass.com/